【ヨガ哲学】ニヤマ→シャウチャ→生きるために清潔に

今日はヨガの教えについてです。

ヨガのゴールは心のコントロール。

そのためには8つのステップがある。

第1ステップは日常でやってはいけないこと5個。

第2ステップはやるべきこと5個。

 

 

やってはいけないことをヤマ(禁戒)と言いますが、これは他人に対してやってはいけないことが多いです。

それに対して、やるべきことをニヤマ(勧戒)と言って、主に自分に対してやるべきこととされています。

 

【シャウチャ(清潔にする)】

他人に対してしてはいけないことの第一優先がアヒムサ(傷つけない)でしたが、自分に対してやるべきことの第一優先は清潔です。

ヨガをしているということは、まず誰かを傷つけないことであり、清潔にしていることっていうわけですね。

 

【元々不潔は命に関わること】

ヨガの教えは何千年も昔に作られたものなので、今とは生活環境が違います。

医療もそこまで発達してないですし、インフラが整っていない環境なので、病気なんかも今以上に恐ろしい存在だったのではないかと思います。

 

そして不潔な状態というのは感染症のリスクを高めますよね。

昔は特に「汚い=病気=死」ということで、キレイにしておくことが生きていく上で超重要だったのかも。

相手を殺さないというアヒムサと、自分が病気にならないようにするシャウチャ。

この2つでまずは生きるという土台ができるわけですね。

 

【今の時代は死に直結しにくい】

たまにテレビとかでゴミ屋敷が取り上げられることがありますよね。

そこまでではなくても、部屋が汚いという状況は割とあると思います。

僕の家も最近は結構キレイにしていますが、汚い時期はなかなかでしたねw

 

でも多少汚いくらいで病気になるかというと、そこまで危険はないかな〜と思うし、病院に行けばだいたい解決しそう。

だから昔ほどは重要度が高くないかもしれませんね。

 

それでもメンタルに与える影響は大きいので、その辺についてはまた次回。

 

No.1142

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