【ヨガ哲学】ヤマ→サティヤ→ついても良い嘘

ヨガのゴールは心のコントロール。

そのためには8つのステップがある。

その1つ目は日常でやってはいけないこと5個。

やってはいけないこと5個の最初の1つがアヒムサ(傷つけない)。

という流れで解説しているところですね。

 

 

【嘘をついてもいい時がある】

ヨガの考え方では、前回のアヒムサ(傷つけない)が優先順位としては上なので、相手を傷つけないためにつく嘘はOKだと言われています。

出された料理が全然好みじゃない時に「美味しいですね」って言うとか、友達の髪型ミスったな〜と思っても「似合いますね」って言うのとか。

 

正直に思ったことを言うのも良いけど、相手を傷つけないようにするなら嘘も嫌な感じはしないですよね。

 

【後で傷つけないかどうかも考える】

その場で取り繕って「良い嘘」をついたとしても、それが原因で後々傷つけてしまうこともあるかもしれません。

美味しくなかった料理に対して「美味しいね」って言ったケースだとしたら、もしかしたらその料理を他の人に出した時に失敗するかもしれません。

好みの問題で口に合わなかったのなら良いけど、失敗した料理とかの場合は正直に伝えた方がいい場合もあるかな。

 

その場で少し傷つけることになるけど、そのおかげで大怪我を防ぐことができる。

大事な相手であればあるほど、そういうことも必要かもしれませんね。

逆に一度しか会わないような関係性なら、その場の空気を穏やかに保つ方がいい場合もあるかも。

 

 

ということで、サティヤ(騙さない)よりも、アヒムサ(傷つけない)が優先なので、相手を守るための嘘ならアリ。

というお話でした。

そのほかにも、相手を楽しませる嘘とかはいいかもですね。(ヨガでそれがOKとは書いてないけど)

漫画や映画も見方によっては嘘だらけですしね。

 

No.1132

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