【ヨガ哲学】ヤマ→アヒムサ→ヨガのスタートは傷つけないこと

最近ヨガの考え方について書いてます。(部屋のお掃除中に昔習ったテキストを見つけたのでw)

ヨガのゴールは「心のコントロールができる」ということだという話や、

8段階のステップを踏んでたどり着くものですよ、って話は前回とかでしましたね。

 

それでは今回から、一つ一つの内容を細かく確認していこうかと思います。

それを知れば、「ヨガについてちょっと詳しくなれる」というのもありますが、もしかしたら幸せに生きる上でのヒントがあるかもしれません。

 

【①ヤマ(禁戒)→やってはいけない5つのこと】

まずはこれなんですよね。

ヨガのゴールが心のコントロールだとしたら、ヨガのスタートはやってはいけないことをしないことです。

その5つがこちら。

・アヒムサ(他者も自分も、動物も物も傷つけないということ)

・サティヤ(嘘をつかない、騙さない)

・アスティヤ(他者から物、時間、お金などの資源を奪わない)

・ブラフマチャリヤ(3大欲求などの欲求に従いすぎない)

・アパリグラハ(物や人などに執着しすぎない)

色んな解釈があったりするので、正しいかというと微妙ですが、まぁこんな感じですね。

 

【まずはアヒムサ、傷つけないことが最重要】

この5つの中でも、ヨガの教科書にはまず最初にアヒムサが書かれていて、おそらく最重要というか、土台なんだと思います。

 

めっちゃすごいポーズができるけど、「会社では部下を殴ってます」とかだとダメだし、

「毎朝瞑想をやった後にTwitterで悪口を書いています」とかでもヨガではないわけですね。

 

【基本は殺さない】

一番大きなところで言えば、相手を殺さないようにしましょう。

っていうのがアヒムサです。

とはいえ、今の時代なかなか相手が人の場合は命を奪ってしまうことは少ないかと思います。

でもお肉食べるよね。

お魚食べるよね。

それはまぁ、一応アヒムサということもできるわけですね。

 

もちろん植物ならOKっていうわけではないんですが、ヨガの考え方では、人を殺すよりも、動物を殺す方がマシ、動物よりも虫の方がマシ、虫よりも植物の方がマシ、というように、罪の重さが違うというのを聞いたことがあります。(それもちょっとひどいけどねw)

 

だからヨガを深めていく中で、ベジタリアンになる人が多いわけです。

 

周りとの付き合い、体の健康など、食生活には色んな要素が絡みますので、ベジタリアンやヴィーガンになる必要はないかもしれませんが、心の中で、「命があったのに、苦しい思いをして殺されて、今食卓に並んでるんだな」って思うことが大事なんだと思います。

当たり前になるといけないので、思い出すことくらいはね。

 

長くなりそうなので、今日はここまで。

次回はまたアヒムサの続きから解説していきます。

 

No.1125

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