【ヨガ哲学】ヨガを深める8つのステップ

今日はヨガの教科書に書かれている「ヨガを深める8つのステップ」についてです。

これは8支則っていうもので、ヨガの指導者養成講座などでは必ず習うんじゃないかな。

資格を取る講座は4つくらい受けたけど、毎回8支則の話はありましたね。

 

 

ヨガで使われているサンスクリット語という言語で名前がついているんですが、

①ヤマ

②ニヤマ

③アサナ

④プラーナヤーマ

⑤プラティヤハラ

⑥ダーラナ

⑦ディヤーナ

⑧サマディ

という感じですね。

 

この謎のカタカナが出た時点で3割くらいの受講者は覚えるのを諦めますw

 

まぁもちろん日本語でも訳されているんですが、

①ヤマ→禁戒

②ニヤマ→勧戒

③アサナ→坐法

④プラーナヤーマ→調気

⑤プラティヤハラ→制感

⑥ダーラナ→凝念

⑦ディヤーナ→瞑想

⑧サマディ→三昧

となります。

 

はい、意味わかんないですね。

このカタカナと漢字は覚えなくていいですが、ヨガインストラクターになる時には多分覚えさせられます。

 

では少し噛み砕いた表現で並べましょうか。

①(主に周りに対して)やっちゃいけない5つのことをしない

②(主に自分に対して)やった方がいい5つのことをする

③ヨガのポーズをすることで、安定して座れるようになる(そのために体を鍛えたり柔らかくする)

④呼吸を意識する

⑤五感を意識する

⑥何かに対して集中する

⑦深い集中状態になって、自分と一体化する

⑧さらに深い集中状態になって、自分を忘れる

 

少し噛み砕いて説明しましたが、それでも分かりにくいかもねw

 

最初の①と②は普段の生き方というか生活ですね。

ここがしっかりしてないと、その後のトレーニングをしてもゴールにはいけないよって言われています。

 

そして③の体を整えていくポーズの練習ですね。

この時点では 体に意識を向ける感じです。

 

④は呼吸なので、目に見えないものへの意識が始まります。

空気の通りを感じたり、呼吸の仕方による体の変化を感じとります。

 

⑤は五感への意識ということで、今体が何を感じているかに意識を向けます。

右のお尻に重心が傾いてるとか、鼻が痒いとか、風の音がするとか、これも目に見えないものが多かったりしますよね。

だんだん意識するのが難しくなってきます。

 

この先、⑥、⑦、⑧は同じことをしてるんだけど、深さが変わってきます。

⑥は集中ということですが、対象は色々ありますね。

一般的には呼吸の感覚に集中するのが多いかな。

他にもロウソクの火を見続けたり、同じ言葉を発し続けたりして、そこに集中します。

短い時間でもいいからとりあえず集中する。

 

⑦は瞑想という状態なんですが、⑥でやった集中が深く、長くなってくると集中した対象との一体感が生まれます。

「めっちゃ集中してていつの間にかすごい時間経ってた」みたいな状態かな。

この辺は集中の対象にはよりますが、多くの人が経験したことあるんじゃないかな。

 

⑧がゴールです。

感覚としては⑦と近いのかも知れませんが、完全に自分を忘れて集中してしまうらしいです。

これはね、自分でもできてるのかできてないのかわからんw

多分できてないんだろうなw

 

という感じで、8つのステップを踏んでいくと深い瞑想ができると言うことですね。

深い瞑想が自由にできるということは、自分が集中したい対象を自由に選べるということになります。

好きなもの、嫌いなもの、色々あると思いますし、自分がどうにかできること、どうにもできないこともあると思います。

そんな時にどこに意識を向けて生きていくか、自分で選択できるようになったら楽しそうですよね。多分。

 

個人的な解釈も入ってますが、ヨガの8ステップはこんな感じです。

 

No.1124

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