ヨガレッスンを受けていて、インストラクターから言われる言葉トップ3には必ず入る「無理しない」について、最近読んでたケン先生の本にも書いていたので、それについて書きます。
ちなみに僕が思う「ヨガインストラクターがレッスン中にいう言葉トップ3」は、
・無理しない
・人と比べない
・呼吸が大事
ですね。
どれも確かに大事なんですが、時と場合によるところもあるので、絶対ではなく原則って感じかな。
【無理しないって言ってもどうせ無理する】
ケン先生の本の中で「レッスン中に無理をしないようにと言っても、初心者であればほぼ無理して頑張ってしまう」と言っていました。
これはね、めっちゃわかる。
急に頑張りすぎると体を痛める可能性があるので、一応「無理しなくて良いですよ」とは僕も言いますが、ヨガに慣れてる人じゃないと頑張ってしまうケースが多いですね。
インストラクターになりたての時は「言う事聞いてくれないな〜」って思ったこともありますw
【実際は無理してもいい】
無理をしてポーズを取れば体には大きなストレスがかかりますよね。
伸ばしすぎたり、踏ん張りすぎたり、バランスを崩して倒れたり。
結果的に怪我をしたり痛い思いをする可能性があります。
でもリスクはありつつとは言え、無理をして頑張った方が早く柔らかくなるし、強くもバランス良くもなります。
ハイリスクハイリターンなわけですね。
そしていつまでも無理し続けていれば体は壊れてしまうかもしれませんが、無理をして痛い思いをしていけば、自分がどのくらい頑張ったら無理と感じるのか、明確にわかってきます。
そうすれば良い具合の強度を選べるようになりますよね。
だからケン先生も「無理しないように」とは言うけど、実際はどっちでもいいと言っています。
【もちろん無理しないメリットもある】
無理することで早く変化が期待できるのは確かですが、もちろんゆっくり進んでいくのも良いですよね。
今の自分にとって心地いい範囲で行う。
そしてだんだん負荷を上げていけば体も徐々に変化します。
時間はかかるけど、怪我のリスクが少ないから、もしかしたら最終的には早く目標に辿り着くかもしれません。
【どちらにせよ丁度いいを見つけていく作業】
どちらのアプローチでも、結局は自分にとって「強すぎる負荷」「程よく強くて成長できる負荷」「心地良く小さな変化ができる負荷」「現状維持の心地良い負荷」「少なすぎる負荷」など、負荷の強さが感覚的にわかるようにすることが必要です。
目の前に提示されたポーズがあって、それをどうやって行えば自分にとって丁度良いのか(目的と体に合った負荷なのか)を選べれば良いですよね。
そう考えれば、立場上オススメはしづらいですが、一度怪我をするほど無理してしまうと言うのも良い経験です。
自分がやりやすいアプローチで見つけていければ良いですよね。
No.1103