【ヨガ】アンバランスの中でバランスをとるのが大事

ヨガでは色んなポーズがありますが、そもそもバランスが取りにくい形のものが多いですよね。

片足で立ったり、左右どちらかに傾いたり、手だけでバランスを取ったり。

体には負荷がかかる内容ですよね。

 

身体的なメリットとしては色んな体勢でバランスを取ることで、その形に対応した筋肉が働いたり、体の使い方を脳が学習したりして、強くてコントロールのいい体になると考えられます。

 

ただ、ヨガでは体以外の面でもアンバランスなポーズでバランスを取る意味があるようです。

 

【バランスの取れたものって存在しないのかも】

バランスが取れていて、ずっと不変のものってあんまり思いつかないんですよね。

生物は常に成長や老化をしていて変化を続けているし、石とかも年月が経てば変化しますよね。

地球自体も地形が変わるし、太陽とかも大きさが変わるとか聞いたことあります。

そして宇宙も広がってるんだったかな。

 

色んなものが変化していて、お互いに干渉していたり、循環していたり、ずっと変化しないってことがあんまりないんですよね。

 

 

【風向きが変われば立ち方も変わる】

ただ立っているだけでも、一見安定してるようには見えると思いますが、実際は揺れ続けてバランスを取っています。

呼吸で体は動くし、血液の循環でも僅かに重心が変わるらしいし、筋肉が疲労してくれば体勢も変わります。

それに右から強風が来てる状態と、左から強風が来てる状態では立ち方は変わりますよね。

風に任せていればアンバランスで倒れてしまうような状況でも、それを考慮して自分でバランスを取ってるはずです。

 

【体以外でもバランスとって過ごしてる】

風に合わせて立ち方を変えるように、人は日常の出来事に対しても日々バランスを取って過ごしているんだと思います。

 

例えば誰かが話している状況に対して、相槌を打ったり返答するのは、バランスを取ってその空間を整えているようにも感じます。

5人くらいで話していて、全く会話に入り込めない人がいれば、その人に話を振ったりするのも、アンバランスな中でバランスを取る行為に感じます。

ヨガでバランスの取りにくいポーズを練習することで、不安定な状況を安定させることができるようになるので、その感覚を日常に活かせば、困難な状況でもどうすれば解決できるかが見えて来るのかもしれません。

 

【困難なポーズをクリアするほどに日常でも使える】

自分のキャパシティを超えるポーズをクリアしていくことで、「どうやったらバランスが取れるんだろう」って考えたり試す回数が増えますよね。

それは日常で起きる問題に対しても同じようにアプローチできて、

自分にとってハイレベルな問題が起きた時に、「あの難しいポーズをクリアした時みたいに試行錯誤してみよう」って思えれば、きっと解決できることが多いでしょうね。

 

ヨガのポーズは難しくなるほどに強引にはできなくて、全てが丁度いいバランスになった時にしか完成しません。

だから問題解決に関しても「関係者みんながWINになるような解決策」が見つかるんじゃないかと思います。

 

と言っても、僕はまだ日常や仕事での問題解決は経験が少ないので、はっきりは言えないですけどねw

ヨガの考え方で言えばこう言う感じってお話でした。

 

No.1101

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