随分前になりますが、舌の位置についてブログを書いたことがありました。
舌の位置は、口の中の上の面にピッタリくっつけておくのが基本姿勢として理にかなっています。
呼吸や動作に影響するので重要なんですが、すっかり忘れてましたねw
ちょうど最近ヨガの本を読んでいて思い出しました。
【首が疲れるのは舌の位置の問題かも】
パソコン作業やスマホを使っている時って、顔が前に出るので結構首が疲れますよね。
その影響で肩こりが発生することも多いかと思います。
対策としては「骨盤を立てる」「背筋を伸ばす」「頭を後ろに引く」とかもありますが、「舌を正しい位置に置く」というのも良いかもしれません。
頭って、首の上にありますが、接合部分は結構後ろの方ですよね。
だから真っ直ぐな姿勢で立ってても、前側に倒れるような力が常にかかっていると思われます。
そんな状態の頭を下から支えてくれるのが舌です。
もし舌が口の中で浮いていたり、下側に落ちていれば、舌の力は使われていない状態ですが、上の面に押し付けることで頭部を下から支えてくれます。
これによって少しは首が楽になって、肩こりなんかも緩和できるかも。
【気道を塞がない位置】
頭を支えるって言うのも大事なんですが、呼吸への影響も大きいんですよね。
舌が正しい位置、つまり上の面に張り付いた状態であれば、気道が広がりますが、浮いていたり下に落ちていると気道を狭めてしまいます。
正確には鼻呼吸の通り道を塞いでしまうので、口呼吸になりやすいですね。
日常的な口呼吸のデメリットはあまりに多いので、なんとか避けたいところです。
【上につけるのは先だけでなく全体】
そんな舌の位置ですが、舌先だけでなく、舌全体を上の面にくっつけるイメージが良いようです。
もちろん話したり食べるときは変わりますが、黙っている時はぜひこの位置でいきましょう。
前に覚えたことでもいつの間にか忘れてしまいますね〜
色々振り返るのも大事だな。
No.1090