「楽しみ」は「楽しかった」の4倍

前回に引き続き「決める」と言う本からですが、目標に向かって頑張るのはいいけど、「休み」も大事ですよね。

 

「やらなきゃいけないこと(ペイン回避タスク)」に追われるだけでなく、「やりたいこと(ゲインタスク)」に時間を使う。

というところまでは前回書きましたが、「やりたいこと」にも種類がありますよね。

大きく分けて「目標に向かうこと」と「楽しむこと」の2つです。(中間的なのもありますが)

 

例えば僕の場合は、ダンスのスキルアップのために練習や勉強をするのは、納得のいく作品を作るための「目標に向かうこと」です。

でも「やりたいこと」とはいえ、練習自体が常にすっごく楽しいかと言われれば、楽しくない時もあります。(だいたい楽しいけど)

思ったように上達しないことなんて多いし、体的にも大変ではありますね。

だからこればっかりだと、もしかしたら疲れるかもしれません。

 

ただ楽しむことであれば、「旅行に行く」とか、「ドラマを一気見する」とか、そういうのがありますね。

これは休みの日があった時に、「この日は家から一歩も出ないでNetflix廃人になるぞ!」と決めて、ただ楽しむ事ができます。

あまり目標にプラスになる事は少ないですが、多分楽しんで過ごせます。

こういうのがたまにあると、「ダラダラしてていいのかな」って言う不安が出たりもしますが、いい息抜きにはなりますよね。

 

と言うことで、「ただ楽しむ」と言うタイプのやりたい事って多くの人にあると思うんですが、これを定期的に予定に入れておくと幸福感が高まるらしいです。

実際に研究されてデータがあるらしいですが、「楽しみな予定」を立てると幸福感が高まり、約8週間ほど、続くそうです。

2ヶ月ウキウキで過ごせるって事ですね。

そしてその楽しかった予定が終わった後の幸福感は2週間程度で消えるようです。

 

つまり「楽しみだー」は「楽しかったー」の4倍強いわけです。

 

だから楽しみな予定を入れて、それが終わってしまったらすぐ、あるいは終わる前に楽しみな予定を入れると、いっつも幸せですねw

効果の持続が2ヶ月なので、毎月一つずつ、2ヶ月先の楽しみな予定を入れるといいかも。

 

No.1071

 

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