ヨガでは呼吸が大事って、あんまりヨガやらない人も聞いたことがあるんじゃないですかね。
レッスンを受けたことがある人ならインストラクターの説明で聞くことが多いと思います。
「無理をせず、心地いい呼吸を意識しましょう」的な感じで。
実際、きついストレッチの形や筋トレのような形もあるので、ついつい体の動かし方に気を取られて、呼吸が止まったり浅くなったりすることってあると思います。
最初はそれでもいいと思いますが、だんだん形に余裕が出てきて呼吸を味わえるようになるといいですよね。
ということで今日は「ゆっくり目に5呼吸できるとアーサナは安定してるかも」ってお話です。
呼吸って、普段は1分間に12回〜18回くらいと言われています。
長さでいうと1呼吸につき3秒〜5秒かな。
で、ヨガをするときって基本的には呼吸を深めるので、1呼吸に10秒くらいかけたりします。
だから5呼吸すれば1分くらいですね。
そもそも深い呼吸をするためには、呼吸に使われる体幹部分の筋肉がある程度リラックスしてないといけないので、力みが少ない状態ですし、
1分間となれば筋肉を全力で発揮するのは厳しいので、限界近い力みじゃないと保てないポーズであれば1分はキープできないと思います。
そしてストレッチ系であれば1分くらい伸ばせばしっかり筋肉が引き伸ばされるので効果的です。
以上のことから、ゆっくり5呼吸できれば大抵のポーズは安定して効果的にできていると思われます。(体の使い方とかはまた色々ありますが)
立位のキツめのポーズや片足バランスなんかは結構難しいですし、アームバランスとなると最初は非常に辛いと思いますが、5呼吸を目標に練習してしてみるのはいいかもですね。
また、広く使われている「アシュタンガヨガ」では一つ一つのポーズを5呼吸キープする方式で進められるので、あれはいいシステムかも。
基本的なポーズは結構網羅されているので、何を練習したらいいか迷うときはアシュタンガヨガもいいですね。
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