もうすっかり冬な感じですが、今年の秋は新たな発見がありました。
ことの発端はもう何年か前になりますが、「皮ごと食べれて種もないブドウ」という恐ろしいものに出会ってしまい、それからと言うもの秋が来るたびにブドウを食べ続けるという人生でした。
言わずと知れた「シャインマスカット」と「ナガノパープル」ですね。
しかし今年は新たなる刺客が現れました。
「クイーンルージュ」
もう名前が紅い女王ですよ。
かなり期待感のある状態でリリースれてますよね。
何やらシャインマスカットさんの子孫らしく、同じように皮が食べれて種がない。(種がないのは品種の問題じゃなくて作り方みたいだけど)
赤い色のブドウで、味はまた違った感じなんですが、やはり美味しいですね。
まだ出たばかりであまり売られていなかった気がしますが、これから普及してきたら危険ですね。
秋はブドウに支配されるような気がします。
いや〜しかし良いものを作ろうという想いと行動はすごいですね。
僕も学生の頃に、新種の唐辛子を作る研究を手伝っていたことがありますが、品種の掛け合わせをしたり、栽培方法を色んなパターンで比較したり、種に放射線をかけてみたり、色々試してみて、やっと糸口が見えてきたと思ったら生育がうまくいかなかったり、とにかく大変なんですよね。
新しい生き物を作るんだから簡単じゃなくて当たり前ですが、今後も美味しい何かが出てくると嬉しいですね。
No.1026