急がば回れ的なやつ

前回、勉強するにはタイピングよりも手書きがいいかもって話をしました。

僕は勉強する時、手書きっちゃ手書きなんですけど、ここ何年かは紙ではなくiPadを使って手書きのメモをしています。

紙よりは書きにくいんですけど、かさばらないし、何枚書いても無くならないのはいいですね。

 

で、今回重要なのは「絵を描く」と「色分け」ですね。

 

普通にメモをして勉強する時って、基本的には文字だけのテキスト情報になりますよね。

 

でも絵や図を描いた場合や、文字でもカテゴリーごとに色分けをした場合の方が記憶の定着は高まるようです。

 

・絵を描いた場合→文字だけに比べて記憶の定着が20%向上

・色分けをした場合→単色だけに比べて2倍の定着率

 

できればどっちもやった方がいいかもしれませんが、絵を描く方が大変な割に色分けは効果が大きいですよね。

ほんの一手間はかかりますが、色を使って勉強するっていうのはやった方がお得かも。

 

ということで、単色のテキスト情報よりも、多色で図や絵などがあった方が覚えるって話でしたが、今まで聞いてきた他の記憶方法も根本は同じかもしれません。

 

基本的に脳への刺激(情報量)が多いほど覚えます。

・復習が大事→繰り返し情報が入るので当然覚えやすい

・タイピングより手書き→大変になるので刺激が大きい

・図や色→情報が増える

・単純な情報よりもストーリーで覚える→情報が増える

・匂いや音、痛みなど、体の感覚も一緒に入れると覚えやすい→脳への刺激が増える

という感じで、基本的な構造は同じなのかもですね。

 

効率よく覚えようとしたら、なるべく時間と手間がかからない記憶方法を選んでしまいがちですが、逆に手間のかかる方法を選んだ方が早いのかも。

急がば回れってやつかな。

 

 

No.1021

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