短い時間で集中

今日も「ブレインハック」を読んでいたんですが、前回のバスケットボールの話と少し共通した内容、「音楽家の練習」について書かれていました。

 

スポーツと音楽は違うとは思いますが、体を超人的に動かすという点では同じですよね。

そして体を超人的に動かすのには脳が最大限活動しているはず。

だから脳に負荷をかけていく必要がありますね。

 

今回もバスケのように、練習方法の違いを調べた研究が紹介されていたんですが、音楽家の中でもトッププロの人たちとそれ以外の人で比べたようです。

その違いとしては、

・練習時間の違い

・集中力の違い

・得意な事の練習、苦手な事の練習、どっちに重きを置くか

ですかね。

 

まずトッププロは練習時間が比較的短いそうです。(それでも何時間かはやると思いますが)

 

逆に実力がもうちょっとという人の場合は一日中練習していたりすることも多いとか。

その結果、集中力が途切れてしまって、ダラダラ練習してしまう傾向にあったみたいですね。

 

そしてトッププロは苦手なパートをとにかく繰り返してやるそうです。

短い時間で、最大集中して、苦手なところをマスターする。

できているところはほとんどやらない人も多いようです。

 

逆にトップでない人は、もうできているところを何度も繰り返すことで、長時間練習になり、集中力が切れて、苦手なパートがなかなかできるようにならない。

そんな練習になっていると上達に時間がかかる傾向にあるとか。

 

僕は音楽のことはわからないので、実際のところどうかは知りませんが、ダンスの練習でも共通点は多いですね。

 

僕は昔かなり長時間の練習を毎日していたんですが、本当に集中して「できないことをできるようにする」っていうことがやれていなかったと思います。

逆に僕の先輩でJUST  FITさんってダンサーがいるんですが、僕が始めたころはしばらくダンスを休んでいました。

まぁ色々あって、仕事の掛け持ちが多かったので全然暇がなかったんですね。

 

そしてブランク明けにまたダンスを始めたんですが、仕事と家庭があるのでほとんど練習時間が取れてませんでした。

でもその短い時間の集中力は強烈で、ものすごいスピードで上達していき、2013年にはソロで日本一になっています。

確かに元々上手い人だったけど、まさかって思いましたからねw

 

脳が集中して能力を発揮できる時間が意外と短いかもしれません。

その超集中の時間を自分の課題にぶつける。

その後であればダラダラ長時間練習をしても良いけど、ダラダラ練習してから超集中はできない。

 

一点集中でやるって大事ですね。

 

No.1016

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