今日はニール・パヴィットさんの「ブレインハック」を読んでました。
脳について書かれた本って、なんか好きなですよねw
この本は「脳の潜在能力を引き出す」というテーマで、短い項目に分かれていて読みやすいので、割とオススメです。
脳を鍛えるとかって言うと、暗記とか計算のイメージが強いかもしれませんが、体を動かす能力も脳に大きく依存しますし、心のコントロールも脳の仕事が大きいですよね。
そんな脳のクセを知っておけば、色々役立つことがあるかも。
例えば体を動かす事に関係した内容で、バスケットボール選手を対象にした実験の話とかもありました。
バスケットは相手が反則をした場合とかに「フリースロー」がありますが、フリースローはシュート中に邪魔されないので、単純なシュート技術が結果を左右しやすいですよね。(緊張とかもあるけど)
そんなフリースローをどのくらいの確率でプロは決めるのかというと、
トップ選手で70%前後、最低ラインの選手で55%前後だそうです。(バスケのこと詳しく知らんけど本にはそう書いてあった)
思ったより差がないような気もしましたが、15%程度の開きがあるということですね。
そしてトップ選手とワースト選手の間には練習の仕方に違いがあったそうです。
その違いは、
・明確で具体的な目標を持って練習しているか
・明確で具体的な反省をしているか
大きく分けてこの2点でしょうかね。
トップ選手の現状の課題は例えば、「肘が開いて力が分散してしまうことがあるので、確実の脇をしめて10本中10本シュートを決める」とか具体的。
ワースト選手の場合は「シュート練習を100本する」くらいの曖昧なものだったりしたようです。
トップ選手の反省は「膝の曲がり具合が浅かったので、もう2cmくらい深くしゃがみ込んでみよう」とか。
ワースト選手の場合は「あまり集中できなかったから次回は集中しよう」とか。
脳は具体的で細分化された課題であれば、的確に改善していけるようですが、曖昧な課題にはうまく対処できないようです。
課題があるならとにかく明確に、具体的に分析し、確実にその課題をクリアする練習をしないとですね。
僕はなんとなくダラダラ練習してしまうこともあるので、短い時間でも良いから効果的な方法に変えていきます。
No.1015