カマスとか象とか

「限界の正体」の本を読んでて、思い込みによって限界も変わるって話をしましたが、そういえば「カマスの水槽」とか「象の杭」とかの話も書かれてました。

 

これ、結構色んな本に書かれてたので有名な話かも知れないですが、「思い込みで限界を作っちゃうよね〜」っていうのがわかりやすいエピソードです。

 

【カマスの水槽】

カマスっていうのはお魚のカマスの事で、小魚とかを食べるそこそこの大きさのやつですね。

ググってみると塩焼きにしたら美味しいとか書かれてましたが食べたことないな〜

 

で、そのカマスさんを捕まえてきて水槽に入れます。

そこに餌となる小魚さんも一緒に入れます。

小魚さんとしては恐怖でしかないわけですが、ここにちょっとした仕掛けを。

 

カマスサイドと小魚サイドの間にはガラスの仕切りを入れておきます。

すると「小魚食うぞ〜」って近づいたカマスさんが仕切りにぶつかって食べられないんですね。

何度やってもできないから諦めるんですが、

その後ガラスの仕切りを外してもカマスさんは諦めたまま食べに行かないらしいです。

 

 

【象の杭】

同じようなお話のシリーズで、象さんを使った実験のようなものがあります。

象さんと言えば動物園のアイドルで巨大でパワフルなアレです。

 

象さんは生まれた時点で90kgとかあると思うんですが、それでも小さい頃はそれなりに小さくてパワーも未熟です。

まぁ人間が3kgとかで生まれてくることを考えると30倍くらいでかいですがねw

 

そんな人間の30倍程度の未熟な象さんを鎖で繋いで地面に杭を打ちます。

最初は歩き回ろうとしますが、杭に固定されているのでそんなに遠くには行けないんですね。

 

そしてしばらく成長していくと、超絶パワフル巨大象さんになるんですが、最初の杭をつけたままにして育てた場合は、鎖の長さ分しか行動しないらしいんですよね。

幼い頃のイメージで杭は抜けないし鎖も切れないと思ってるようです。

今なら一撃で壊せるのに。

 

 

という風に、「できなかった」という体験から「自分にはできない」と思うことで、本当はできることもできないと思ってしまう。

こんなことが起きるよってお話でした。

 

こういうことってもしかしたら自分にもあるのかもな〜

例えば「東大に受かる」とか、(目指したこともないから違うかw)なんか「無理だな〜」って実感したことに関してはいつまで経っても苦手な意識というか、できないままにしてしまうかも知れませんね。

 

No.1006

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