快楽・意味・没頭

今日は吉田尚記さんの「没頭力」を読んでました。

https://www.amazon.co.jp/没頭力-「なんかつまらない」を解決する技術-吉田-尚記/dp/4778315995

没頭というとヨガでも感じるし、音楽に合わせて踊ってるときにも感じるので、少し馴染み深いテーマだと思って手に取ってみました。

 

何かに没頭してる時って、時間を忘れてやり込んでいて、気がついたらすごく時間が経っていたという感じがしますよね。

小さい頃はたくさんゲームをしていたし、受験期は勉強にも没頭したし、大人になってからはダンスしてる時が没頭かな。

 

そんな没頭に関して書かれた本なんですが、そもそも人は没頭に幸せを感じるようです。

というか没頭している人生に幸せを感じるのかな。

 

「没頭」の他には「快楽」と「意味」が幸せを感じるらしく、この三つがあれば幸せな人生に感じるのかも。

 

快楽は美味しい食べ物を食べたり、楽しいと思えることをしたり、単純な喜びですよね。

意味となれば、人の役に立ってる感じとか、高い目標に向かっている感じとか、少し高尚な喜びですね。

そして没頭はその行為自体に夢中になっているので、一見楽しくないようなことでも楽しめるし、無意味に思える行為でも楽しめるのかも。

 

快楽はだんだん飽きるので、もっと高いもの、もっと珍しものという風に追求していくような性質があるので、あまり頼りすぎると危険な面もあるようですね。

ヨガで言われる考え方でもあまり執着しすぎないように勧められます。

 

意味はカッコいいし、長く充実感が得られると思いますが、気をつけないと疲れちゃうかもしれません。

「誰かのために」「世の中のために」と思って全力を尽くした結果、自分の個人的な喜びをないがしろにしてしまったら後悔するかも。

これは「死ぬ瞬間の5つの後悔」で書かれてましたね。

 

没頭は色んな対象があるので、割とどんな環境でも作り出せる幸せかもしれません。

本の中には刑務作業に没頭していた人の話も出てきますが、快楽を奪えても没頭は奪えないんですよね。

ただ本当に無意味なことでも没頭ってできるので、後で「もっと意味のあることをあればよかった〜」っていう後悔は出るかもw

 

意味のあることに没頭するか、

没頭できることに意味を見出すか。

そして快楽はほどほどに。

 

ですかね。

 

 

No.1001

 

 

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