みんな赤ちゃんだったし、みんな死ぬっていう話

終末期の患者さんを介護するヘルパーさんが書いた「死ぬ瞬間の5つの後悔」という本。

最近コレの話題多いですねw

なかなか面白いんです。

 

著者のブロニーさんは基本的に高齢の方とか、病気が末期の方を相手にしているんですが、時には赤ちゃん相手の仕事もするようです。

人の過去について知り、人の死に直面する仕事と、人の未来を感じ、人の誕生に関わる仕事。

どちらも大変だろうし素敵な仕事ですよね。

 

そんな両極端の仕事をしたことで、「どんな人に対しても好感が持てる」と言っていました。

どんな人に対しても好感が持てるって、すごくないですかw

 

どんな人でも良いところって絶対あると思うし、知れば面白い人ばかりだとは思います。

でも合う合わないってあるから、好感が持てないという関係も普通はありますよね。

 

でもブロニーさんは違う。

もう一つ上のレベルですね。

 

 

人は最期を迎えるときに、弱くなっていくことが多いですよね。

ブロニーさんが直面する死の場合は患者さんなので特に。

 

色んなことがあって、後悔もあって、でも内面の素敵なところが見えて、最期を迎える。

そんな姿を見ているんですね。

 

そして子供たちは生まれたばかりの姿を見ていると、まさにありのまま。

感情も隠さないし、好奇心の赴くまま行動します。

確かに、僕もまだ小さい姪っ子や、幼稚園児の生徒さんを見ていると「Freedom」って感じを受けます。

 

誰も悪意なんて持ってない。

悪い存在はないっていうのを見てるんですね。

 

その赤ちゃんから、最期を迎えるまでの間に位置するのが、残りの世の中全ての人です。(当たり前かw)

 

誰しもが純粋な状態で始まって、色んな苦労をして最期を迎える。

そう考えると確かに、それぞれの人生にドラマがあって、素敵なところをたくさん持っているんだろうな〜って思えます。

たまたま自分が関わった瞬間が嫌に見える時期かも知れませんが。

 

ドラマやアニメの場面でもそうですよね。

1話からずっと魅力的なキャラクターがいても、もしかしたら15話ではちょっと不機嫌で嫌な場面があるかも知れない。

そこだけ見たら嫌なキャラかも。

 

第一期では仲間だったのに、第二期では裏切られてて嫌なキャラかも知れない。

二期から見たら単純に敵。

 

でも後で裏設定まで聞いたら事情があって、やっぱり大好きになるかも。

NARUTOに出てくるイタチさんとかねw(NARUTO、長いけど名作だから時間あったら読んでくださいw)

 

 

自分に対して攻撃をしてくる人もいるかも知れません。

学校、職場、地域、家庭、どんなコミュニティでも攻撃的な人は出てくる可能性があります。

でもそれは、その人自身が今までに受けてきた傷が原因で、生まれながらに悪い人なわけではないはず。

(0歳から悪いことしまくってた人がいれば教えて欲しいですがねw)

 

そして人生の最期にはそういう行動を後悔しているかも知れない。

 

今この人は途中なんだ。

もがいてるんだ。

 

そう思うとなんか、愛おしく感じませんかね?

「いや、ストレートに腹立つわ」と思うかも知れませんが、そんな感情もいいですよね。

まさに自分も今、もがいてるんだと思いますし。

 

 

僕はなんかちょっと腑に落ちた気がします。

 

 

HIROKI

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https://uedayogahiroki.hatenablog.com/entry/2020/12/05/200044
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<柔軟性向上まとめの記事>
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<自律神経を整える記事>
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No.989

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