それは本当に必要な基礎なのか

7月からブレイクダンスレッスンも始まって、「基礎」の大事さを実感しているところなんですが、何をしたいかによって基礎は変わるので、「目的にあった基礎を選ぶ」って大事ですよね。

 

例えば僕は昔バレーボールをしていましたが、基礎練というと「トス」と「レシーブ」が思いつきます。

確かにバレーボールという競技を考えたときに、まずはレシーブとトスがないとスパイクまでは繋がらないので、土台というか基礎と言えますよね。

だからとても重要なのは間違いないです。

 

しかし、トスとレシーブが基礎で、スパイクがその応用かといえば違いますよね。

全然体の使い方が違います。

どちらかといえば上からボールを叩くサーブの練習をしたり、ジャンプトレーニングが基礎になるでしょうね。

トスやレシーブをいくら練習してもスパイクは上達しません。

 

こんな風に何かの動きを習得するためにはその基礎になるものがあるので、それを適切に選ばないといけません。

 

ダンスもそうだし、ヨガもそうですが、一般的に言われる基礎って、万能じゃないんですよね。

 

例えば、ダンスでは三点倒立を基礎として練習していけば、ヘッドスピンが練習できるようになります。

でも三点倒立をどんなに練習してもEXILEさんのように踊れる日は来ないでしょう。

 

さすがにここまで極端なら「当たり前やろ」って思うかもしれませんが、もう少し似たような動きだと間違えることもあります。

 

倒立はブレイクダンスで基礎と言われるし、非常に重要ですが、ヘッドスピンには関係ないです。

でもヘッドスピンを習得したいと言っている人が倒立を基礎練としてやってることが実際にあるんですよね。(別の技も今後やるつもりでならもちろんOK)

 

 

ヨガのポーズも、これから習得したいポーズがあるなら、そのポーズを分解して、基礎になるものを見極めてからやるのが良いですね。

一般的に言われる「基礎」が自分の求める基礎とは限りませんので。

 

 

HIROKI

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No.983

 

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