前回は肋骨周りの硬さを取っていくエクササイズでした。
今日は可動性を取り戻した肋骨を安定させるために、周辺の筋肉を鍛えます。
股関節編で少し説明しましたが、長くて強い筋肉ではなく、短い筋肉が関節の安定を担うケースが多いので、今回もそういった地味なトレーニングになります。
強い筋肉のトレーニングだと100kgを持ち上げるとか、激しくジャンプするとか、そういう派手な見た目になりますが、安定化に必要な筋肉たちは地味〜な動きをそこそこ繰り返す形ですね。
1、ストレッチポールに肘を乗せます。(高さがあればなんでも良いんですが、前回ストレッチポールを使ったので、そのまま利用するのがいいかと)
手は頭の後ろで「撃たないでください」の姿勢を作ります。
2、胸を反らせる。
「撃たないでください」からの銃弾をかわすように背中を落とします。
この時に肋骨の後ろ側の筋肉が使われてきます。
20回くらい繰り返しましょう。
3、今度はストレッチポールを枕にしましょう。(これも枕はなんでも大丈夫です)
小さくガッツポーズをして、後頭部、肘でしっかり体を支えます。
4、
小さなガッツポーズからの「よっしゃ〜!」という喜びのポーズです。
後頭部と肘で胸を高くします。
これで首の後ろの筋肉と背中の筋肉を同時に使うことができます。
肋骨の調整と同時に首の調整もできますね。
首って普段から前に出過ぎている人が多くて、肩こりの原因になってたりするので、たまには後ろに強く引いてあげましょう。
5、今度はストレッチポールを置いて寝転がりましょう。
こんな感じにL字で寝ます。
6、ひっくり返るように後ろへ行きます。
ヨガでは「鋤(すき)のポーズ」、ハラアーサナと言われる形ですね。(キツければ足は床につかなくても大丈夫です)
ここで深呼吸をします。この体勢で深呼吸するときに肋骨を引き上げる筋肉が働きます。
「仰向けから後ろに転がる→深呼吸(吸って吐く)→脚を下ろす→また転がる」という感じで10回くらいやりましょう
前回と今回の肋骨調整で、上半身を整える土台ができましたので、次回は肩周りいきましょう。
HIROKI
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No.915