今日は基礎のやりすぎについて。
基礎練って大事ですよね。
何においても基礎の強さが土台になって、その上に応用が乗ってくる。
高いレベルにいくには基礎を大きく強くする必要がある。
これは事実だと思います。
建物を１０階まで建てるなら、それなりの土台が必要ですもんね。
しかし、例えばブレイキンで考えた場合って、一直線の高層ビルを建てるわけじゃないんですよね。
どちらかというといろんな建物があるディズニーランドを作る感じ。
小さいけれど子供に人気なトゥーンタウンがあったり、めちゃ大規模なタワー・オブ・テラーがあったり。
高く積まないから土台が小さくていい建物もあるし、土台をめちゃ固めて高いところまで持っていく建物もある。
ダンスに置き換えて考えた場合、
ヘッドスピンは一瞬しかやらないから、三点倒立はちょっとできればいいけど、
倒立系の技はハイレベルなものもやるから、高レベルの基礎をこなせるようにする。
こんな感じです。
もちろん一点突破で、東京スカイツリーみたいな人もいますけどね。
最終的な構想が人によって違うので、必要になってくる基礎のレベルも様々ですよね。
そして建物と違うのは、土台を後から足せるってことですね。
「二階建てくらいのつもりで建設をしていったら、もっと高くしたくなっちゃった」もOK。
建物なら崩して土台からってなるのかもしれませんが、ダンスにおいてはそこから土台の強化をすれば、１０階建てに変更できます。
そう考えると、最初から基礎をガッチリ固めるよりも、どんどん作り上げてみてから、必要な分を足していくほうが楽しいのかもしれない。
少なくとも自分で覚えていく過程ではそうでした。
だから「最低限必要な基礎」の設定がもうちょっと低くてもいいのかもしれない。
「もっと積み上げたくなったらここまでできた方がいいよ」っていうやり方でもいいのかな。
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