今日は「再現性の高さ」について。
クオリティが高い動作って、基本的には再現性も高いと思います。
毎回同じ軌道で動き続けられる、毎回同じところで止まれる、とか。
ただ、ダンスの場合はその時の即興性があるし、
スポーツとかでも、相手に対応して動くので、毎回ちょっと違った動きになったりします。
ある意味再現できない状態ですよね。
でもこれは、「基本動作の再現性が高い状態でやるから、突発的な変化でも高いクオリティが出せる」と言えます。
いつも通りの練習では、ちゃんと毎回同じ動きが繰り返せる状態で、
タイミング、向き、スピードなど、いつもと違った条件の部分を調整して本番動く。
そもそもの基準となる、「普段の動き」がないと、結局即興の時に崩れるんですよね。
だから即興が上手い人ほど、実は地味な反復練習が多かったりしますよね。