今日は「カウントの使い切り」について。
平たくいうと、「丁寧に踊りましょう」なんだけど、
踊ってる時に、曲にしっかり合っている踊りと、一見同じなのに、なんか気持ちよくない踊り。
この原因の一つが、「カウントを取り切っているか」だったりします。
1、2、3、4、とカウントに合わせて動く中で、
まずタイミングがバッチリな方がいいのはイメージつきますよね。
カウント1、の瞬間、「わん」の中心を捉える感じ。
太鼓を叩くイメージで考えれば、ピッタリ叩かないと変な音がするので、わかりやすいかな。
そして、「深さを適切にできているか」というところが、差を生み出します。
これは、表現難しいんですけど、太鼓で考えてみた場合。
ゆっくりのテンポで叩くなら、バチが太鼓に当たっている時間は結構長いと思います。(太鼓の専門的なことは知らないから、違うかもしれないけど、)
音でいうと「どぉぉーん」って感じ。
でも速いテンポなら、当たっている時間が多分短い。
「ドンっ」って感じ。
もしこの音で踊るとしたら、遅いテンポの太鼓に対して、「ドンっ」みたいに踊ってしまうと、雑に感じるというか、あんまり合ってないように感じます。
逆に、速いテンポの音で「どぉぉーん」はそもそもできないわけで、強制的に「ドンっ」になる。
文章では伝えるの難しいですけど、こういう音の深さに対して、ダンスの深さも基本はシンクロさせた方が合うよって話ですね。
