今日はフィットネスイベントの日で、ダンスのレッスンも担当しました。
実際のアーティストさんの振り付けを、やや端折りながらという感じでしたが、
やっぱりプロの振り付けは面白いですね。
適度に緩急があって、リズムが不規則だけど気持ちいい。
コツはいるけど難しすぎない動きで構成されていて、難しいけど、その難しさ以上にカッコよくできている。
特に、「難しさの割にかっこいい」というのがさすがなんですよね。
最近のアイドルの振り付けは、確かにめちゃくちゃ難しいんですが、
それでも、競技的にダンスをやっている人たちからすれば、かなり簡単な動きを使っています。
一つの動きの習得に何ヶ月もかかるようなものはあまりなく、
形だけなら初心者でもなんとか頑張れるし、
ダンスに慣れている人なら1日でもできなくないと思う。
それでも見せ場あるし、ちゃんと真似すればしっかりカッコいい。
もちろん本家アーティストや熟練のダンサーが踊ったら、めちゃくちゃカッコよくて、
そのくらい見せるには難しいんですけどね。
音楽でも、料理でも、ダンスでも、
難しくすることと、
いい曲、美味しい、カッコいい、は比例しなかったりします。
そこを忘れないようにしないと、難しい割にカッコよくないってことになって、
ちょっと残念な結果になってしまいますよね。
ダンサーとしては、
人が真似できないという点で、難しくすることは大事なんだけど、
それだけにならないように注意しなければですね。