ダンスレッスンに通っている生徒さんの中で、1番小さい子が小学2年生なんですけど、その中でも1人かなり自由な子がいます。
入ってきた時から、結構レッスン中に飽きちゃったりするタイプなんですけども、始めたての頃、1年位前かな。
見学していたご両親が「先生の話聞かないですいません」と言っていたことがありました。
それに対して僕は、「いいんですよ。やりたいようにやれば」と答えつつ、
「言ったことできるようになったら、もっと上手くなるだろうなぁ」と思っていました。
あれからかなり経ちましたが、
今週久しぶりに、ご両親がレッスンの見学していて、以前と同じことを言っていました。
「先生の話聞かないですいません」と。
今でも自由にやってますからね。
それに対して今回僕は、
「いいんですよ。やりたいようにやれば」と、言葉としては1年前と同じ返しをしました。
でも、今回の返しに関しては、
「やりたいようにやったほうがいいかもしれない」と思って答えました。
さすがに始めたての頃は、ある程度覚えなければいけないことがあるので、時間かかってしまいますが、
人の言うことをきっちり聞くと言うのに慣れすぎると、小さく収まってしまうかもしれません。
1年間自由にやり続けた結果、結構面白い踊りになっていて、
まだ気を遣って話を聞くとか、
空気読んでおとなしくするとか、
そういうことができないのであれば、今のうちに個性を爆発させてしまったほうがいいのかもしれない。
だから以前は「好きにやってもいい」でしたが、今は「好きにやったほうがいい」と言う返しになりました。
本人が自由にやって成長したと言うのと、僕自身が教える立場としての意識が変わったのかなあと、言うことにと気づきましたね。