週末にダンス講師の人達と話したという事を、前回書きましたが、
考えてみたら不思議な空間というか時代を感じるなぁと思いました。
やっぱりみんなダンスを長くやってる人たちなので、昔のストリートダンスの文化を知っている人たちではあります。
昔のストリートダンスと言うと、あまり褒められたものではなく、習いに行くと言うよりは勝手にやっているものだし、どちらかと言うと、悪い人がやってるイメージが強かったと思います。
実際にダンス仲間たちを想像してみると、確かにとんでもない人たちが結構います。
でも、だからこそ本当にダンスが好きな人たちしかいなかったんですよね。
ダンスをやっても褒められないし、お金になるわけでもない。
それでもやってるんだから好きじゃなきゃおかしい。
今はプロもたくさんいるし、社会的にも認められて上手なら褒められる。
ダンスが本当に好きじゃなくてもやってる人はいると思います。
昔のような、ダンスは好きだけど、変な人ばっかりの世界を生きて、
現代のような、普通の感覚を持った人たちを相手にダンスを教える。
なんか不思議だなぁと自分では思っていたんですけど、そういうことしてる人たちと実際に話してみると、やっぱり共感する部分って多くて、文化が変わってきた今だからこそある状態、空間なんだろうなぁとふと思いました。
今後はダンスを習って上手くなって、ダンスを教える人たちが中心になってくると思いますので、今だけの状態なんだろうなぁと思うと、それも大事にしたいですよね。