できるからこそ危険

昨日は久しぶりにチームメンバーと飲みに行ったんですけど、どうやら前日の練習納めで肩を負傷している様子でした。

ブレイキンの回転する技の1つに、Aトラックスと言う技があるんですが、その人は、その技が得意でいろいろなバリエーションを使ったりします。
口で説明するのは難しいですけど、手で支えるチェアーと言う状態から、一瞬ヘッドスピンに入ってすぐまたチェアでキャッチ。
これを繰り返す技になります。
要は、足をつかずに、手と頭だけで回る技ですね。

ただ、その練習の日は、他のメンバーの思いつきで、エルボーAトラックスと言うやったことないバリエーションに挑戦したそうです。

名前の通り、肘を使ったやり方で、チェアの代わりに肘倒立を使います。

肘の状態から、足の振りで作った遠心力を使って、一気にヘッドスピンにつなぐわけですが、その時に肘でバランスを崩してグキって言ったみたい。

多分これ、彼のようにAトラックスが得意だったから、怪我をしてしまったと言うところがあるなぁと思って聞いていました。

何もできない状態から、エルボーAトラックスを練習する場合、勢いがないので、失敗してもただ倒れるだけです。
だけど、Aトラックスでの足の振り方や体重の乗せ方などがわかっている場合、スピードがある状態で失敗することになるので、怪我につながってしまったんだと思います。

既にできる技に近い技を練習する場合、意外と気をつけなきゃいけないんですよね。

僕も昔、得意な技の系統で少し違うバリエーションに挑戦した時、膝を痛めたことがあります。

上手くなってきたが故に怒ることなので、ちょっと残念ではありますが、新しい技に挑戦する時はゆっくりやらないとですね。

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