回転とキープ

今日はダンスのターンについて色々と研究をしていました。
最近は足でやるターンの練習を結構するんですけど、もともとヘッドスピンや手で回る「チェアグライド」と言う技など、1つの軸で回転する技はいろいろやってきました。
足なら簡単だと思ったけど難しい。

1つの軸で回転する技は、基本的にはキープする方がスピンよりも難しい傾向にあると思います。
回転自体も難しいんですけど、その状態でただ止まると言う方が難しい。

足で回るのであれば、ある程度キープできるかもしれませんが、ヘッドスピンなんかはキープがかなり難しい技になります。
ただ、足のキープだとしても、ただの片足立ちで「足の裏を全て床につけた状態」と言うのは、実は回ってるときの形とは異なります。
足のターンではつま先かカカトだけをついて回るのが普通なので。
本当に回っている形をキープするのは相当難しいと思います。

そもそもキープとスピンでは、少しやり方が異なっていて、
スピンは回転することによって、中心が生まれてそこに軸を作る
回ってる間は、中心に居続けるような感覚です
キープの場合も、中心を捉えるのは一緒ですが、回転による外への引っ張りが生まれないので、
ちょっと中心からずれても修正できると言う点ではやりやすいし、
中心を感じにくいと言う点ではやりにくい。
コープの方が難しいと言いましたが、
どっちもどっちの難しさがあるような気がしますね。

実際にブレイキンで言えば、片手倒立のキープを得意とする人と、片手回転を得意とする人は意外と異なっていて、
両方できるって人ももちろんいるんですけど、案外それはレアなパターンです。

僕はキープ系の方が得意ですけれども、ちょっと最近はスピンにも力を入れてみようと思っているので、2つの軸の取り方の違いを楽しんでいこうかなと思ってます。

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