今日はレッスンで生徒さんから質問があって、
「踊っていると息があがって、途中から動きが遅くなってしまうのをどうしたらいいか。」
というものでした。
ブレイキンのワンムーブが大体1分くらいなので、その中で頑張りきれればOKって感じかな。
脳筋な回答で言えば、「体力つけましょう」で、それでも解決するとは思うんですが、
今日はちょっと違ったアプローチをしました。
その生徒さんはダンスの他に水泳もやっていて、
結構ガチでやってる人です。
そこで1分くらい泳ぐ種目はあるのか聞くと、100m自由形がそのくらいみたい。
水泳なら息継ぎがちょいちょいあると思うので、そのイメージで踊ってみることにしました。
試しに100m泳ぐ時のイメージをしてもらいながら、音楽をかけてみると、大体6カウントに一回息継ぎをしてました。
その感覚を参考に、実際に踊るときもそのくらい呼吸をしっかりしてみました。
いくつか試した結果、
6カウントだと音楽的に切りが悪いし、陸上での運動なので、もうちょっと長い間隔でもいいということで、
8カウントに一回くらい息継ぎを入れました。
これがいい感じに体力温存になったのと、
踊りとしてもいい緩急になりました。
本来、自然に緩急をつけることで体力に無理がなく踊れる物ですが、
こうやって意識してみるとわかるものですね。
踊りの息継ぎ、意外といい考え方かも。