ダンスの質問4部作、今回のが一旦最後です。
「手や指先をカッコよく見せるには」こんな感じの質問だったかな。
細部への意識って大事ですよね。
全身を使うダンスだけど、顔と手がもたらす影響はかなり大きい。
商品で言うならパッケージ、料理で言うなら盛り付け。
仕上げのような感覚で考えてますね。
考え方としてはまず、「質感の表現」と言うのが使えるかと思います。
例えば、手を右から左に動かすとしたら、どういう動かし方なのか、具体的にイメージします。
・胸くらいの高さにある木のテーブルがあって、その上の埃を祓うように
とか、
・腰の高さあたりに大型犬が寝ていて、それを撫でるように
とか、
具体的な表現になると、手の形は曖昧さがなくなって、いい形にるかな。
目的のない手って、なんかダサいんですよね。
よくダンスをやる人の中では、「手が死んでる」って言ったりします。
「この手はこういう目的で動いている」というイメージを具体的に、強く持って、
それを正確に表現する。
これが大事かな。