日常で考える

今日、インストラクターの先輩のSNSを見てたら、松尾芭蕉さんの言葉を紹介している投稿がありました。
「考えるのは常のこと、席に及べば間髪入れず」

この言葉の経緯としては、
みんなで俳句を読み合うときに、松尾さんはめちゃくちゃ早く思いつくらしく、なんでそんなに一瞬で出てくるんですかと質問されたそうです。

それに対して
「生活してる中で、いつも俳句のこと考えてるから、いざとなったときすぐに出てくるよ」と言う返しをしたのがこの言葉。

確かに常に考えてるようなことって、聞かれたらすぐ答えれますし、自分からもどんどんアイディアが出てくると思います。

でも、普段考えてないことを、いきなり聞かれたらなかなか答えられないと思います。

何かセミナーを受けるとかって時も、すごく興味のあるテーマで、話を聞きたい人の講義であれば、質問とか結構出てくるので、最後の質問コーナーが待ち遠しかったりしますが、
普段なじみのないジャンルだったり、全然わからない人の講義の場合は、いきなり質問とか言われてもなかなか出てこなかったりします。

何かの練習などに、自分の時間をどれだけ使えるかっていうのも実力に差が出ますが、それ以外の時間、どれだけそのことを考えているかと言うことも、大きな差になりますね。

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