オリンピックブレイキンに関して話題になっている事シリーズで、今日も書いていきます。
今回は予選の最終戦、BBOY Hiro10 VS Victerについて。
Hiro10さんは日本人で、ものすごいハイレベルのパワームーブを使うBBOYで、
Victerさんはアメリカ人で、めちゃくちゃクオリティの高い動きと、BBOYらしいシルエットが特徴のBBOY。
実績で言えば圧倒的に Victerさんの方が多くのタイトルを有しています。
この二人がどこで戦ったかというと、予選リーグの最終戦。
4人で総当たり戦をして、上位2名が勝ち上がるというルールだったので、この時点でもう Hiro10さんの敗退は決まっていました。
あとは自分を出し切るだけだよねって感じの状況かな。
これが最終ラウンドの踊り。
https://youtu.be/K1PLln8WnCs?si=JHFw9BkDYPvrhlrR
もうね、引くほどすごい。
間違いなく世界トップレベルのパワームーブを見せてくれました。
そしてSNSを賑わせている内容として、
この会場が沸きに沸いたムーブ、結局大差で負けてしまったんですよね。
判定に対してのブーイングまで起きます。
SNSでは「なんでHiro10の負けなんだ」「 Victer全然上手くないじゃないか」という投稿が。
Hiro10さんの応援はいいけど、 Victerさんがとばっちりを受けているような気がしますね。
この一連の流れ、僕はLIVEで見てたので、美しい光景だな〜と見ていました。
まずHiro10さんのムーブ、ブレイキンでは一度の大会で同じ技を2回するのは減点対象ですが、それでも自分を象徴する技をやりました。
「これが俺だ」という思いなのかな〜って思います。
さらに、音楽性やオリジナリティなどが採点基準になっている今大会で、パワームーブのみをするというのは勝ちにくい行為です。
それでもパワームーブ全振りで見せつけたムーブ。
めっちゃカッコいい。
それに対して会場も煽って、手を抜かずにいいムーブをした Victerさんも素晴らしい。
もう勝ち上がりが決まってたと思うので、本戦に体力や技を温存してもいいし、Hiro10さんに花を持たせてもいい。
そんな中でちゃんと戦いに行くのっていいですよね。
そういう流れだから当然ジャッジもVicterさんに上げる票が多くなる。
「なんか真面目すぎるけどそうだよね」って感じ。
そこからの会場大ブーイング。
これは憶測だけど、あの会場ってブレイキンわかる人が多かったんじゃないかな〜って思うんですよね。多分。
だから判定に本気で異議を申し立てたというよりは、「空気読めよ!」とか「真面目か!」とかの反応だったり、
Hiro10さんを称えるために、あの状況だったら拍手じゃなくてブーイングがいいと思ったのではないかと。
いや、ここは完全に憶測だから全然違うかもしれないけど。
まぁとにかく、二人の踊りから判定、ブーイングまで、全員がいいムーブだったなって思ったんですよね。
でも「すごい踊りだった」とか、「判定にブーイングが出た」だけの情報を見た人は、全然違う捉え方になると思います。
「ジャッジが Victerを贔屓したんじゃないのか」とかね。
もちろん真実は誰にもわからないわけですが、僕の感じ方としてはこうでしたね。
《土曜日ZUMBAクラス開催します!》
【日程】
9/14(土)
【内容】
ZUMBA50分
12:00〜12:50
【料金】
2000円
【会場】
クロスモーション
長野県上田市上田原1057-1
【参加申込】
予約サイトから申し込みいただけます。
ラインでも申込可能です。
その他のクラスはこちらから。