今日もリズムの話です。
ダンスでは体を上下に動かすリズム取りが基本としてあるわけですが、その時のスピード感というか、速度の変化によって見え方が変わります。
よく「丸いリズム」「尖ったリズム」と表現されますが、
急激な動きは尖ったリズム、ゆったりとした動きを丸いリズムと言いますね。
【尖ったリズム】
速いスピードで沈んでストップ、速いスピードで上がってストップ、
これだと非常に直線的で鋭い動きになります。動きのキレを出すって時には必要ですね。
100で落ちる、止まって0、100で上がる、止まって0という感じ。
【丸いリズム】
これは減速があって、だんだんゆっくりになって止まり、また動き出すという感じ。
ゆったりと見せる時、音楽をじっくり聞かせるのに適してますね。
50くらいからだんだん減っていき、止まって0、ゆっくり動き出してまた50、みたいなイメージかな。
このリズムの感じって、呼吸でも似た感覚があります。
急激に吸って急激に吐く呼吸は尖ってるし、
吸うと吐くの切り替えがなだらかだと丸くなる。
僕のヨガの先生は丸い呼吸を推奨していたので、よく意識して呼吸してました。
なんか丁寧で呼吸を味わえてる感じがいいですよね。
ダンスのリズムも同じで、丸いリズムは曲を味わえる感じがします。
尖ったリズムのかっこよさも、もちろんあるけど、丸いリズムの気持ちよさはなかなか素晴らしいと思います。
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