太鼓でリズム、その2

前回リズムを取るのに、膝を使ったイメージを紹介しましたが、あれができればとりあえず上下リズムはOKです。

でも膝だけを使ったリズムは非常に直線的でまだまだシンプルです。

ダンスってリズムを取るだけでも、もっと多様で面白い動きがあるので、上下ができるようになったらもうちょっと付け足したいですね。

 

【骨盤、胸、首】

膝に加えて骨盤と胸と首を徐々に加えていけるといいですね。

体の中心で大きく動ける部分を使う感じ。

そこに腕の表現を加えたり、足で移動したりと、最終的な仕上げが出てくるんですが、中心のリズム取りとしてはこの辺りです。

 

【アップのタイミング】

アップでは膝の裏で太鼓を叩きました。

その時に他の部位はどうするのか。

 

まず骨盤は後ろで叩きます。

お尻で太鼓を叩くので、腰は少し反るかな。

 

胸は前で叩きます。

胸を張る形。

 

そして後頭部でもう一つの太鼓を叩く。

 

以上は一例ではあるので、他の使い方でもいいんですが、結構ベーシックなリズムの取り方ができます。

タイミングや各部位の動作の大きさが揃ってくると、かなりカッコよくできると思います。

 

【ダウンは逆】

膝の前、骨盤の前、胸の裏、おでこ、

さっきと全くの反対で太鼓を叩いてみると、一気に印象が変わると思います。

動作は同じなんですけど、なんか見え方が変わるんですよね。

 

あれかな、

「こっち来て」っていう手のジェスチャーと、「あっち行って」っていうジェスチャーは同じような動きだけどアクセントが違って、受ける印象も全く違う。

それと似てるかも。

 

もし膝のリズムを覚えたなら、是非全身のリズムをやってみてください。

 

 

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