今月は子供たちのコンテスト出場や、フィットネスクラブのイベントプログラムなどもあって、振り付けを作ったり、教える機会が多いです。
自分で覚えるのもあまり得意じゃないですし、覚えてもらうのもやっぱり難しいですよね。
ブレイキンは自由に踊るジャンルだということを言い訳に、振り覚えに関しては訓練が足りてないと実感しています。
そして同じように振り付けを覚えるのが苦手という話を聞く事もあるので、ある程度振り覚えにおいて、重要になる点を書いてみようかと思います。
①単純化して覚える
完成した振り付けって、情報量が多いです。
速度の変化、質感の変化、合わせる音の変化など、単純な動きの順番以上にたくさんのことがあります。
だからまずはざっくりと流れを覚えるのが効率的かな。
絵を描くときとかに、被写体を右から順に正確に描いていくよりは、全体の枠線を描いてから細部を埋めていく方がやりやすそうなのと似てますね。
②足元と重心
上半身を使った動きもたくさん出てくるとは思いますが、上半身の動きって下半身によってだいぶ制限されます。
足の動きや重心移動に対して可能な範囲でしか上半身って動かさないんですよね。
だからまずは足を合わせるっていう方が、上半身から覚えるより自然に覚えれるかな。
③どの音を取ってるか理解する
ざっくり理解して、土台となる足を覚えたら上半身も覚える。
そこまでいくと、まぁそれっぽくなると思うんですが、音楽にピッタリ合うにはどの音に合わせて動いているのかを理解しないといけません。
歌なのか、ドラムなのか、ギターなのか、一定のリズムで動き続ける振り付けはあまりないので、ターゲットになる音を切り替えていく必要がありますね。
これはダンス部分の楽譜を作るようなイメージかと思っていて、ヴォーカルの人と被る部分もあれば、ドラムの人と被る部分もあるし、もしかしたらどの楽器とも被らない部分があるかもしれない。
バンドの中に入った一人のメンバーとして演奏する感じですね。
と、まぁこのあたりが結構重要かな〜と個人的には思っています。